エクストリーム・ミュージック

  • ENDONがそれでも〈バンド〉である理由

    要素分解すると浮かび上がるのは、明らかに歪な経路を辿るチャート。かつてなく〈ロックバンド〉の体裁でありながら、ハイコンテクストに〈ノイズ〉でしかない存在感は、ENDONならではのエクストリーム。

  • グラインド母ちゃんの想い出

    そろそろお母さまが恋しくなってきた。そこで、2017年の想い出と共に、あの楽しかった日々を振り返ってみよう。猫カフェでニャーしたお母さまを懐かしもう。そしていつの日か、グラインド親子に再会できますように。ふたりのアイドルであるMELT-BANANA、そしてBABYMETALと共演できますように。

  • サッカーとナパーム・デス

    元サッカー選手、カルレス・プジョルがNAPALM DEATHのファンだと知って驚いた。QUEENやEMINEMではなく、NAPALM DEATHを聴いているというのが意外だと思ったのだ。しかし、プジョルについて調べていると、彼のプレースタイルにNAPALM DEATHの音楽が影響を及ぼしている気がしてきた。

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  • ブラックメタルよりもドス黒いウルトラメタル

    MAYHEMのユーロニモスも脱帽するしかなかった、ブラックメタルよりもドス黒いウルトラメタル。麻薬戦争に疲弊した1980年代のコロンビアで生まれた、粗野で暴力的で涜神的なサウンドは、ノルウェイジャン・ブラックメタルよりもリアルだった。何が若者をそこまで駆り立てたのかをPARABELLUMのメンバーに聞く。

  • デッド(MAYHEM)からの手紙

    1991年4月8日、ライフルで自らの頭を撃ち抜き、早すぎる死を迎えたデッド。彼は、ブラックメタルのパイオニア的バンド、MAYHEMのフロントマンであり、更には数々の悪名高い事件に関与し、様々な伝説を残した。そんな彼が文通をしていたことをご存知であろうか。〈Letters from the Dead〉が、限定666冊で刊行された。

  • 超重量級師範 INTEGRITY

    クリーヴランドが生んだ暗黒メタル・ハードコア・キングINTEGRITYが、最新作『Howling, For The Nightmare Shall Consume』を引っさげて来日。創始者であるドゥイド・ヘリオンにインタビュー。あと数年で五十路を迎える男だが、現場から離れる素振りもヘッタクレもない。

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  • TODAY IS THE DAYがブン投げた暗黒轟音混沌メタルの歴史的名盤

    1992年にテネシー州ナッシュヴィルで結成されたTODAY IS THE DAYは、スティーヴ・オースティン率いる暗黒轟音バンド。そんな彼らの初期を代表する作品が、1997年の4thアルバム『Temple of the Morning Star』だが、リリース20周年を記念したデラックス・エディションが再発された。当時の状況をスティーヴが振り返る。

  • 南米のブラックメタルがベスチャルなワケ

    ペルビアン・ブラックメタルの雄〈Goat Semen〉が2015年、アルバムリリースのタイミングで、Noiseyの取材に応じていた。国内でのブラックメタル普及を目指し、今更ながらエリック・ネイラのインタビューを公開。南米産ブラックメタルのベスチャルなサウンドは、ベスチャルな南米の環境から生まれるべくして生まれたサウンドだ。

  • メタルを演奏するロボットの奴隷となった人間へのインタビュー

    ロボット・バンドというと、ビープービープーいってる脳足りんエレクトロニカをみんな想像しがちだ。これまで見たロボット・バンドや楽器は、どれもヘッポコでヘタクソだった。でも俺のロボットはハンパじゃない。もし、ロボットが最大出力で演奏するのを見たくて、メタルとかグラインドコアが好きだったら、俺たちのバンドをお薦めする。

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  • グラインドお母ちゃん SEPULTURAをカバー

    グラインドマザーこと67歳のお母さま率いるTHE GRINDMOTHERが新曲をドロップ。なんとSEPULTURAのカバーなのでありました。お母さまからのコメントも有り。

  • SPAZZ 時代を撃ち砕くパワーバイオレンス

    ベイエリアのパワーバイオレス・トリオ、SPAZZのコンピレーションが2種リリースされた。カンフー映画、ヒップホップ、スケボー映像、テレビ番組、B級ムービーなどのサンプリングをカオスさせながら、一気に爆走していたSPAZZとはなんだったのか?歴史を語るインタビュー。

  • 土いじりから絶叫まで ボーダレスにグラインドするお母ちゃん

    グラインドコアは決しておふざけではないし、グラインドコアを演るプレイヤーたちも舐めた真似はしないから、私は、GRINDMOTHERに少しビビっていた。彼女は、グラインドコア・シーンに彗星の如く現れた反逆者だ。