Noisey Staff

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  • ジャンル未満をムーヴメントにさせたコンピ・シリーズ『EMO日記』

    1997年、〈DEEP ELM RECORDS〉は、記念碑的コンピレーション・シリーズ〈The Emo Diaries〉のリリースを開始した。まだジャンル未満だった〈エモ〉のあらゆる欠片を集め、ムーヴメントにまで高め、意味を定義した結果、その後10年にわたり、〈エモ〉は、ロックシーンにおいてもっとも影響力の強いジャンルに成長した。

  • メロディックハードコアの未来を築いた AVAIL『Over the James』

    2018年に20歳を迎えるパンクの名盤を振り返り、当時シーンに与えた影響と、未来へと繋がる揺るがない音楽性を追跡する新シリーズ〈The Shape of Punk〉。その記念すべき第1回は、リッチモンド産メロディックハードコアのカリスマ、AVAILによる歴史的名盤『Over the James』。

  • スピリチュアル・ジャズの化身 ファラオ・サンダース

    〈Blue Note〉〈Columbia〉〈Riverside〉と並んで圧倒的な存在感を放ち、60年代のアバンギャルド・ジャズの普及に大いに貢献したレーベル〈Impulse!〉からリリースされたファラオ・サンダースの3作品が、〈Anthology Recordings〉から再発された。彼のキャリアの貴重な手がかりが復活したのだ。

  • 「古いファンはクソだ」追悼:マーク・E・スミス(THE FALL) 

    THE FALLのフロントマン、マーク・E・スミスが亡くなった。享年60歳。哀悼の意を込めて、2015年のインタビューを。

  • 70〜80年代のアラブミュージックを伝える〈HABIBI FUNK〉

    モロッコ、アルジェリア、チュニジア、エジプト、スーダンなど、アラブ諸国のソウルフルでジャジーな音楽を収録したコンピレーション〈Habibi Funk〉を聴けば、想像以上のヴァイブスに驚くだろう。シンコペーションの効いたパーカッションをバックに繰り出される中毒性の高いブラス、ギターリフと、アラブ伝統音楽が融合したナンバーが並んでいるからだ。

  • ANTHRAX/S.O.D.のチャーリー・ベナンテがハードコアとメタルの交差点を語る

    ANTHRAXとS.O.D.のドラマーであり、メタルとハードコアをクロスオーバーさせた張本人チャーリー・ベナンテ。ロンゲのこの男は、いかにしてニューヨークのハードコア・シーンに飛び込んだのか? ジャンルの壁を越えたのか? NYHCの情熱溢れるインタビュー。

  • マイナー・スレットからラジオヘッドまで9:30 CLUBの伝説

    ワシントンD.C.にある9:30 CLUBは、アメリカで最もポピュラーなライヴハウスのひとつだ。やはり特筆すべきは、初期D.C.ハードコア・シーンと共に歩んできたところ。9:30 CLUBは、BAD BRAINSやMINOR THREATの「ホーム」でもあった。

  • NYHC~THRASH~CROSSOVERの祖 LEEWAYの歴史満載インタビュー

    「それまで俺はVAN HALENのファンだったんだ。アリーナじゃ、客と話なんか出来っこない。でもBAD BRAINSは、俺たちの手の届くところにいた。とんでもなくクールだったよ」

  • メタル愛は背中で語れ

    写真家メルヒオール・フェラドゥー=テルセンは、ヘルフェストで最も見事なベストとバックパッチを探し出して撮影してきた。そして5人の専門家による委員会が、その写真にコメントを付けた。